2019年12月01日

絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について

絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について


絵本よみ楽団 ”猫と子は扉をしめない”


絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について


「小学校での絵本よみを、街頭でもやりたい!」

「学校帰りの人に、仕事帰りの人に、大勢の人たちに足を止めてもらい、見ず知らずのみんなで、一緒に絵本を味わおう!」

「絵本は子たちのためのものだけど、子じゃなかった大人はいないよ。大人たちにも絵本を!」

絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について


「絵本には素晴らしいメッセージが込められているものがたくさんある!」

「尊厳、人権、非暴力、平和、多様、安心、自信、自由、対等、対話・・・愛。他にもたくさん!」

「そうだ!絵本に集まってもらうために、音楽をやろうよ!」

「やろう、やろう!ならば絵本よみ楽団だね!」


絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について


こんな風に始まった、絵本よみ楽団 ”猫と子は扉をしめない”が人前で初めて音楽を披露したのは、2019年9月にcafe mateini で開かれたこどものマイクけんきゅうかいの発足パーティーでした。

(こどものマイクけんきゅうかいは、子どもの権利条約12条にある”子どもの意見表明権”を保障する考え方をベースにした子どもアドボカシーを研究し、子どもアドボカシー文化を広めようとする集まりです。*)


絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について


絵本よみ楽団 ”猫と子は扉をしめない”は、この日をきっかけに、『みんなで子どもアドボカシー文化を築こう』という具体的なメッセージも発信することにしました。

絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について


10月には、ある街のNPOが小学校を借りて開催したマルシェにて、絵本よみブースを開きました。

絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について


小さな子たちが絵本をよみに集まってくれたり、一緒に音楽を楽しんだりしました。


絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について


いよいよ街にもでました。
冷たい雨が降る日に、大勢の人たちが行き交う駅の構内で、公開稽古を行いました。
気に入ってくれた人が足をとめて、声をかけてくれました。

絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について


その帰りに、STREET COFFEE & BOOKSに寄りました。
街の一角の、小さな小さなお店から始まる”良い気分”の”連鎖”によって、もしかしたら平和が作れるのではないか?という素敵なコンセプトのお店です。
美味しいコーヒをいただきながら、軒先で絵本よみ楽団が活動する日を夢見ました。

絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について


11月には名城大学名古屋ドームキャンパスで開かれたエデュコレ〜多様な教育の博覧会〜に出展しました。この日は音楽はしませんでしたが、子どもの尊厳、権利について来場されたみなさんと語りあいました。

絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について


グッズをつくることにしました。
kabo.で開かれた、こどものマイクけんきゅうかい主催の子どもアドボカシー講座より、ポチ袋の販売を開始しました。
(ポチ袋の売り上げは、こどものマイクけんきゅうかいの活動運営費にあてられます。)

絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について


とよたフェスティバーレへの出演も決まり、友人のアトリエで公開稽古を始めました。
おしゃべりしては歌い、歌っては絵本をよみ、絵本をよんではおやつを食べ。笑
ときには、同じくアトリエを利用するフラダンスマダムたちとご一緒しました。

絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない について


”猫と子は扉をしめない”の名付け親は、東京の世田谷区にある、上町しぜんの国保育園の園長、あおくんこと、青山 誠さんです。
彼が彼の講演会でつぶやいた一言が、『猫と子どもは扉をしめない。』でした。

きままな猫。

きままな子ども。

よくある光景が心に浮かんできて、思わず微笑んでしまうのですが、扉をしめない、ってことは、”分断しない”、ってことだな、と気づきました。

扉で仕切られているということは、扉のこちらとあちらは”同じ”ではない、ということなのですが、いつでも通り抜けられるように、扉はいつも開け放たれているわけです。

扉はときには閉められるかもしれませんが、扉がまず在ること自体がそもそも尊いことで、さらにそれが閉められずに、いつも開け放たれていたならば。

そんな世界。

そんな世界は最初から在るのかもしれません。
最初から在るのに、忘れてしまっているだけなのかもしれません。

そんな世界は、僕らの中に在ります。
僕らの中から、始まり、広がります。

僕らは猫と子に学び、分断の無い世界づくりというヴィジョンを掲げました。

ヴィジョンとプロセスの一致は大切です。

絵本よみ楽団 ”猫と子は扉をしめない”の掲げるヴィジョンと、活動のプロセスは、常に一致します。

*アドボカシーとは:『人の懸念やニーズを支援するために代弁する行為である。人々が自分で語る声をもって いる場合には、アドボカシーとは、彼らの声が皆に聴いてもらえるよ保障することである。また、彼らが自分でしっかりと語ることが難しい場合には、アドボカシーとは、援助を提供することである。彼らが自分で語る言葉をもたない場合には、アドボカシーとは、彼らのために語ることである。(Herbert,1989)』

*STREET COFFEE & BOOKS
https://streetcoffeeandbooks.cafebusnon.com/?page_id=42













































































































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